医療保障の自分のニーズを知ろう!公的制度についての知識も持っておく

医療保障の必要額も人それぞれです。医療費を全て貯蓄で賄えるという人は医療保険に入る必要はないでしょうし、貯蓄が心もとない人は病気になった時の費用を保険でカバーする必要があります。健康状態や考え方によっても違ってくるでしょう。

入院給付額は一日当たりどれだけ必要か、1回の入院で何日分までの入院給付金が必要か、成人病特約、ガン特約などの特約が必要かなどを考えて、見直してみましょう。

では、一般に入院した場合、入院日数はどれくらいになるのでしょうか?厚生労働省の「患者調査(平成17年)」の「病気別・年齢階級別の平均在院日数」で見てみましょう。35歳~64歳の場合、長期の入院になっているのは統合失調症・統合失調型障害及び妄想性障害、血管性及び詳細不明の認知症、結核、脳血管疾患などの病気で、それ以外の病気の場合の入院は概ね1ヵ月以内になっています。

高額療養費という制度

1日あたりの医療費(自己負担額)はどれくらいになるのでしょうか。生命保険文化センターが過去5年間に入院し、自己負担を支払った大に調査したところ、1日あたりの自己負担の平均は2万1,000円となっています。これは、食事代や差額ベッド代を含んでいます。高額療養費制度による払い戻し前の平均なので、実際の自己負担額はこれより低くなるでしょう。

一番多いのは、1万円~1万5,000円未満のゾーンで、28.0%です。ぼば半数が、1万5,000円未満で済んでいます。一方、約2割の大は2万5,000円以上かかっています。病気や怪我では医療費が高額になってしまうことも心配です。でも、公的医療保険には「高額療養費」という制度があります。これは医療費で一定の自己負担限度額を超えた分は支払わなくてよいという制度なのです。

この自己負担限度額は所得によって違ってきますが、70歳未満の人の場合で、所得区分が一般の大の場合、外来、入院の自己負担限度額(1ヵ月あたリ)は、8万100円+(総医療費は26万7,000円)×1%です。

公的な制度を知っておく

仮に所得区分が一般の人が1ヵ月に総医療費が100万円かかったとしても、8万100円+(100万円-26万7,000円)×一1%で、8万7,430円の自己負担で済むということです。ただし、保険外の差額ベッド、先進医療、入院時の食事代などは対象外になります。

また、同一世帯で1年間(直近6ヵ月)に3回以上の高額療養費の支給を受けている場合は、4回目以降は自己負担限度額が更に少なくなり、所得区分が一般の場合で、1ヵ月4万4,400円になります。こうした公的な制度も知っておくと自分の保障を考えるときの参考になると思います。

自分が病気になった時のことを考えると誰でも不安になり、保険に入れば安心と思いがちです。でも、保険に入れば病気にならないわけでなく、契約した内容に基づいた状態になった時に保険金が支払われるというのが保険なのです。将来を心配するだけでなく、健康的に生きる対策も大切ですね。

— posted by 斗間下 at 04:23 pm