公的年金制度についても無関心ではダメ!自分の老後のお金についても掴んでおく

老後の収入といえば、その主なものはやはり公的年金です。ここで公的年金についておさらいしておきましょう。日本の年金は、よく2階建てといわれますが、1階部分が全ての国民に共通して支給される基礎年金です。サラリーマンは基礎年金に上乗せした2階部分が報酬に比例して支給される厚生年金、公務員は2階部分が共済年金という仕組みになっています。

自営業者は1階の国民年金(基礎年金)のみで第一号被保険者、サラリーマン、公務員などは第二号被保険者、サラリーマンなどの妻(被扶養配偶者)は第三号被保険者と呼ばれます。

また、公的年金制度には老後に貰う老齢基礎年金だけでなく、一定の障害の状態になった時に支給される障害基礎年金、遺族に支給される遺族基礎年金もあります。厚生年金に加入の場合は老齢厚生年金、障害厚生年金、遺族厚生年金が上乗せされます。

自分の年金の見込み額は?

2004年の年金制度改革では保険料に関して厚生年金は毎年0.34%ずつ引き上げられ、2017年以降は18.3%で固定、国民年金も同様に毎年280円ずつ引き上げられ、1万6,900円で固定されることになっています。将来の負担の上限を設定し、その範囲内で給付水準を調整する仕組みになりました。

では、どれだけ年金が貰えるかということですが、2009年から国民年金、厚生年金の加入者に「ねんきん定期便」の送付が始まりました。年金の加入記録の他、50歳未満の人には年金の見込額について自分で試算できる計算式を記載した用紙が入っています。これで自分の年金の見込み額が把握できます。

今後、年金制度がどうなるかはわかりませんが、現時点の制度でどれだけ年金を貰えるかを掴んでおくことが現実的でしょう。自分の老後の生活を考えた時、年金だけで厳しいと分かれば対策を考えざるを得ません。

大体の見込み額を掴んでおくことで40代の今は教育費などで余裕がなくても教育費の負担がなくなれば、その分を老後資金にまわしていくなど予め考えておけると思います。少しずつ資産運用をしていくなど自衛策を考えたいものです。

今後の年金制度はどうなる?

民主党マニュフェストで年金制度の改革を挙げています。前述したように現在、自営業、サラリーマンなどと分かれている年金制度を一元化し、全ての人が同じ年金制度に加入し、全ての人が「所得が同じなら同じ保険料」を負担し、納めた保険料を基に安給額を計算する「所得比例年金」にするとしています。

年金制度の設計は平成24年度からで、具体的なことはまだこれからですが、年金制度の行方についてもきちんとウオッチしていきましょう。

— posted by 斗間下 at 04:40 pm